石巻あゆみ野駅前にあるあゆみ野クリニックでは漢方内科・高齢者医療・心療内科・一般内科診療を行っております。*現在訪問診療の新規受付はしておりません。
4月13日石巻内科当番医辞退のお詫びとご説明
2025/03/09
石巻市医師会は現在休日内科当番医制度を敷いています。4月13日の日曜日は当あゆみ野クリニックが当番医の予定でしたが、2月、3月と辞職希望者が数人出てしまい、その対応に苦慮しておりましたので院長の私から医師会に「その日の内科当番は不可能」と伝えたところ、医師会から「では4月13日の内科当番は無しとした」と連絡がありました。結局、他のどの医療機関も対応出来なかったのです。
当院の事情で4月13日の内科当番医が出来なくなったことは、石巻市民に深くお詫びいたします。しかし予期せぬ人材流出で、どうにもなりませんでした。幸い、辞意を表明した方がお一人その辞意を撤回してくださり、また多くの方々のご支援を賜って、当院は4月以降も診療継続が可能になりましたが、色々やりくりしながらの診療継続になりますので、どうしてもいきなり4月13日当番医は無理です。大変申し訳ございません。院長である私の不徳のいたすところです。
以上がお詫びですが、これから今後のことを書きます。
既に先日石巻医師会報に、石巻医師会長が「内科当番医制度はもはや限界だと斉藤市長に伝えた」と明記されたのです。
石巻では年々何件かづつクリニックが閉院していき、一方新規開院はない状態です。こういう状況下で、現在石巻市内の内科系クリニックが日曜・祝日の当番医を引き受けるのは困難だというのは客観的な事実です。
前回当院が当番医をやったのは12月29日ですが、120名以上の発熱・急患が押し寄せました。当院は、医師一名、看護師2名、事務2名です。小さなクリニックなのです。そういう所に120人以上の発熱を中心とした急患が押し寄せたのですから、当然対応しきれませんでした。朝8時前から電話が鳴り続け、診療が終わったのが夜の8時過ぎでした。私含めスタッフ全員倒れる寸前でしたが、それでグーグルコメントに書かれたのが「コロナの検査なんか15分で結果が出るのに2時間以上待たされた」という不満のコメントでした。
医師会に、この内科休日当番、いつまでやるんですかと聞いたところ、70歳までですと。
出来ません。
当院は、看護師2名、事務2名はいますが、どのみち医者は私一人です。今カルテというのは電子カルテになっていますが、そもそも端末は4台しか無く、2つが事務用、1つは看護師用、そして医師が使える端末は1つだけです。つまり、医者が足りないんだったら誰かバイトの医者を呼べと言われても、医師が使える端末は一つしかないのですから、どのみちどうにもなりません。端末一台増やせと言われましても、その莫大なコストは回収出来ませんからそんなことは出来ません。
つまり、当院はこれ以上のキャパは拡大出来ません。従って、あの12月29日の休日当番のように120人以上が押しかけたら、5時間待ち、6時間待ちになってしまうのです。
毎日100人以上を診療している内科系クリニックは珍しくありませんが、それは「お変わりないですねー、いつもの血圧のお薬出しますねー」という患者が殆どというケースです。休日当番はそうではなく、「患者全員が急患」なのです。まったく負荷が違うのです。
今後も市中のクリニックの閉院は毎年続き、新規開設はないでしょう。なぜなら石巻市の人口そのものが急速に減少しているのですから、新規開業しても全く経営の見通しは立たないからです。そういう現状では、年々減少する石巻市内の内科系クリニックが年間通して全ての日曜日、祝日、年末年始、お盆休みを当番医として引き受けるのは、間違いなく不可能です。医師会長が市長に「このやり方は今後不可能です」と告げたのは正しいのです。
内科当番医に代わる制度が必要で、かつ急務です。たとえば夜間休日医療センターで休日日中内科診療も引き受け、そこに一定年齢以下の内科開業医もローテーションに入りつつ、一部は外からバイトの医師に来て貰うなどの対策を私は提案します。
お前のせいで当番医に穴を開けたのになにをえらそうに、というご意見は甘受しますが、しかしどのみち内科当番医制度が立ちゆかなくなっていることは事実なのだから、たまたま今回私のせいで4月13日の内科当番医がなくなったことをきっかけに、どのみち取り組まなければならない「内科当番医に代わる制度」を石巻市全体が早急に「検討」ではなく「実行」していただきたいと願う次第です。
当院の事情で4月13日の内科当番医が出来なくなったことは、石巻市民に深くお詫びいたします。しかし予期せぬ人材流出で、どうにもなりませんでした。幸い、辞意を表明した方がお一人その辞意を撤回してくださり、また多くの方々のご支援を賜って、当院は4月以降も診療継続が可能になりましたが、色々やりくりしながらの診療継続になりますので、どうしてもいきなり4月13日当番医は無理です。大変申し訳ございません。院長である私の不徳のいたすところです。
以上がお詫びですが、これから今後のことを書きます。
既に先日石巻医師会報に、石巻医師会長が「内科当番医制度はもはや限界だと斉藤市長に伝えた」と明記されたのです。
石巻では年々何件かづつクリニックが閉院していき、一方新規開院はない状態です。こういう状況下で、現在石巻市内の内科系クリニックが日曜・祝日の当番医を引き受けるのは困難だというのは客観的な事実です。
前回当院が当番医をやったのは12月29日ですが、120名以上の発熱・急患が押し寄せました。当院は、医師一名、看護師2名、事務2名です。小さなクリニックなのです。そういう所に120人以上の発熱を中心とした急患が押し寄せたのですから、当然対応しきれませんでした。朝8時前から電話が鳴り続け、診療が終わったのが夜の8時過ぎでした。私含めスタッフ全員倒れる寸前でしたが、それでグーグルコメントに書かれたのが「コロナの検査なんか15分で結果が出るのに2時間以上待たされた」という不満のコメントでした。
医師会に、この内科休日当番、いつまでやるんですかと聞いたところ、70歳までですと。
出来ません。
当院は、看護師2名、事務2名はいますが、どのみち医者は私一人です。今カルテというのは電子カルテになっていますが、そもそも端末は4台しか無く、2つが事務用、1つは看護師用、そして医師が使える端末は1つだけです。つまり、医者が足りないんだったら誰かバイトの医者を呼べと言われても、医師が使える端末は一つしかないのですから、どのみちどうにもなりません。端末一台増やせと言われましても、その莫大なコストは回収出来ませんからそんなことは出来ません。
つまり、当院はこれ以上のキャパは拡大出来ません。従って、あの12月29日の休日当番のように120人以上が押しかけたら、5時間待ち、6時間待ちになってしまうのです。
毎日100人以上を診療している内科系クリニックは珍しくありませんが、それは「お変わりないですねー、いつもの血圧のお薬出しますねー」という患者が殆どというケースです。休日当番はそうではなく、「患者全員が急患」なのです。まったく負荷が違うのです。
今後も市中のクリニックの閉院は毎年続き、新規開設はないでしょう。なぜなら石巻市の人口そのものが急速に減少しているのですから、新規開業しても全く経営の見通しは立たないからです。そういう現状では、年々減少する石巻市内の内科系クリニックが年間通して全ての日曜日、祝日、年末年始、お盆休みを当番医として引き受けるのは、間違いなく不可能です。医師会長が市長に「このやり方は今後不可能です」と告げたのは正しいのです。
内科当番医に代わる制度が必要で、かつ急務です。たとえば夜間休日医療センターで休日日中内科診療も引き受け、そこに一定年齢以下の内科開業医もローテーションに入りつつ、一部は外からバイトの医師に来て貰うなどの対策を私は提案します。
お前のせいで当番医に穴を開けたのになにをえらそうに、というご意見は甘受しますが、しかしどのみち内科当番医制度が立ちゆかなくなっていることは事実なのだから、たまたま今回私のせいで4月13日の内科当番医がなくなったことをきっかけに、どのみち取り組まなければならない「内科当番医に代わる制度」を石巻市全体が早急に「検討」ではなく「実行」していただきたいと願う次第です。