石巻あゆみ野駅前にあるあゆみ野クリニックでは漢方内科・高齢者医療・心療内科・一般内科診療を行っております。*現在訪問診療の新規受付はしておりません。
鍼治療
2025/04/19
私は医者ですが、別に医者が鍼治療をしてはいけないという決まりはありません。むしろ鍼灸師の資格を定める法律の冒頭には、「医師で無いものがこれこれの治療を行うためには」とあるのです。つまり医師免許さえあれば、鍼灸按摩、何でもやって良いのです。
ただ面倒なのは、そもそもほとんどの医師は鍼灸案ままサージについて一切教育も研修も受けていません。何も知らないのです。もう一つは、「混合診療の禁止」というルールです。これは、「保険診療と自費診療を同時に行ってはならない」という国のルールです。
しかし、私は時々患者さんに針を打ちます。典型的なケースはむち打ちとぎっくり腰です。こういう急性の痛みには、針が一番速攻します。どんな痛み止めより効くし、そういう効果には今や世界中で無数のエビデンスが出ています。
だから私は患者さんがむち打ちだ、ぎっくり腰だと言ってやってきたとき鍼は打ちますが、その鍼治療の代金は請求できないのです。無論、最初から自費診療なら問題はありませんが、正直に言うと、私の鍼治療の腕前は「門前の小僧」に過ぎません。とあるところで鍼灸師さんの施術を間近にして、ちょっと教わっただけです。系統的に経絡弁証に基づく針灸治療を学んだわけではありません。
しかし、むち打ちやぎっくり腰など、突然の痛みに対して一番即効性があるのが鍼治療ですから、私はそういう患者に鍼は打ちますが、その料金は貰いません。と言うか、貰えないのです。どのみち痛み止めと湿布ぐらいは処方しますから、診療費と処方箋発行料だけです。
こういうのは、痛くもない腹を探られないように、慎重にしなければなりません。何しろ、敵はどこにいるか分からないのですから。
ただ面倒なのは、そもそもほとんどの医師は鍼灸案ままサージについて一切教育も研修も受けていません。何も知らないのです。もう一つは、「混合診療の禁止」というルールです。これは、「保険診療と自費診療を同時に行ってはならない」という国のルールです。
しかし、私は時々患者さんに針を打ちます。典型的なケースはむち打ちとぎっくり腰です。こういう急性の痛みには、針が一番速攻します。どんな痛み止めより効くし、そういう効果には今や世界中で無数のエビデンスが出ています。
だから私は患者さんがむち打ちだ、ぎっくり腰だと言ってやってきたとき鍼は打ちますが、その鍼治療の代金は請求できないのです。無論、最初から自費診療なら問題はありませんが、正直に言うと、私の鍼治療の腕前は「門前の小僧」に過ぎません。とあるところで鍼灸師さんの施術を間近にして、ちょっと教わっただけです。系統的に経絡弁証に基づく針灸治療を学んだわけではありません。
しかし、むち打ちやぎっくり腰など、突然の痛みに対して一番即効性があるのが鍼治療ですから、私はそういう患者に鍼は打ちますが、その料金は貰いません。と言うか、貰えないのです。どのみち痛み止めと湿布ぐらいは処方しますから、診療費と処方箋発行料だけです。
こういうのは、痛くもない腹を探られないように、慎重にしなければなりません。何しろ、敵はどこにいるか分からないのですから。