石巻あゆみ野駅前にあるあゆみ野クリニックでは漢方内科・高齢者医療・心療内科・一般内科診療を行っております。*現在訪問診療の新規受付はしておりません。
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投稿日時:2024/10/08視床痛というものすごく難治性の疾患を長年患っている方を東京の中医学鍼灸をしている有名な鍼灸院にご紹介したら、患者さんから「一回受けただけで十何年も続いてきた痛みがほんの少しだが軽くなり、治療を受けた部位がぽうっと暖かくなった」と言われました。無論その人には私も煎じ薬治療をしています。煎じ薬治療である程度の反応はあったのですが、あるところで改善が止まったことと、お話をよく伺うとどうもこれは経絡阻滞が強く関係していると考えたので鍼灸院に併診をお願いしたのです。
煎じ薬治療もこのような非常に難治な症例に対する鍼治療も、完全な「個の医療」です。その人個人をよくよく診察して、まさに「その人にとってベスト」な煎じ薬や配穴を行います。
しかし、そのように非常に難しい患者さんに対し煎じ薬や中医鍼灸を行って効果を出すためにこそ、弁証論治が精確で、配穴や生薬の取捨選択が適切で無ければなりません。こう言う治療は、どこそこの痛みにはこのツボとか、女性の冷えにはとりあえず当帰芍薬散とか言うレベルの医者や鍼灸師には完全に不可能です。中医学弁証を総動員し、鍼灸であればさらに配穴理論を熟知している、煎じ薬治療では本草学をきちんと学んでいて生薬一つ一つの効能効果やその組み合わせ方の法則を理解していなければ、こう言う治療は出来ないのです。
ところが、もしそう言うときに拠り所とする中医学理論や配穴の理論、本草学が間違っていたら?間違った知識を基にした治療で患者を治せるはずがありません。
ですから、個の医療で本当に素晴らしい、西洋医学の医者が仰天するような効果を上げるためにこそ、中医弁証理論がしっかり確立していて、配穴や生薬学の知識が正確でなければならないわけです。中医学は個の医学だから弁証理論より経験だ、などとうそぶく人間には、こんな難治患者は全く歯が立ちません。
つまり、個の医療をきちんとやることと弁証や配穴、本草学と言った「医学体系」がきちんとしていることは、矛盾しないどころか完全に表裏一体なのです。
俺は中医弁証なんか知らんけど、師匠から教わった通りに鍼を打てばだいたいの患者はよくなる、なんて言うのは、せいぜいありふれた肩こり腰痛を相手にしているだけだってことです。
中医弁証なんか関係ない、口訣(くけつ)で漢方薬出せば治るんだ、と言うのも同じです。口訣というのは英語で言えばclinical pearlです。たしかにあるときひょいとその口訣を思いついてそれを参考にすると臨床の役に立つことはありますが、そんなもので「10数年来の視床痛」とか「食べても食べても体重が一年で10kg以上減少して、何所で精査されても原因が分からない」なんて言う患者は治せません。
個の医療と、弁証論治を精確に、かつきちんと体系化し検証する作業は、全く矛盾しません。弁証や本草学、配穴理論などの医学理論が正しいのかどうか、いや現時点では内部矛盾があるがそれはどう解決していくのかと言った作業は、まさに個の医学を高度なレベルで行うためにこそ、絶対に必要なのです。
これが全く分かっていないのが、「中医学は一例報告を積み上げるべきだ」とか、何も深く考えずただ安易に「中医学はpersonal medicineだ」などと主張する連中なのです。彼らは、きちんと深くものを考えていないのです。
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投稿日時:2024/10/07私は心療内科初診の患者に
「世の中の2割はあなたが何をしようが(あるいはしまいが)あなたの敵で、この2割というのはそれより多くはなっても少なくはなりません」と冒頭に言う。
それで自分の問題が分かってしまい、全て解決してしまう人も多い。
だが私は必ずこう念を押す。
「敵には2種類あります。一つは、単にあなたが嫌いなだけの人々です。SNSで絡む連中などは大抵これです。こういう人々は、ネットではブロックし、実社会では遠ざければよい。それだけです」。
「しかし、もう1種類の敵がいます。それは、あなたが真に大切だと思うことについて、例えば私にとってそれは医学医療や伝統医学ですが、そう言う本当にあなたが大切にしていることに関して、あなたに敵対し、あなたを倒そうとする人々です。こういう人々と、一時的に妥協することはありますが、しかしもし彼らを倒せると思ったときは、躊躇なく倒しなさい。滅ぼすのです。なぜならそれは、あなたにとって正義であり、そうしなければあなたは一生後悔しますから」。
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投稿日時:2024/10/03
今、色々な薬がありません。別に特殊な薬ではなく、咳止めやペニシリンやビタミン剤、睡眠薬など、ありとあらゆる薬の供給が不安定で、薬局によってこの薬はあるけどあの薬はない、という状態がもう2年も続いています。
理由は、政府が薬の値段を下げすぎたからです。ジェネリックにすればいくらでも安く作れるだろうと、例えば代表的な抗生物質ペニシリンが1カプセル10.1円です。咳止めのアストミンは7円です。
10.1円とか7円で、何か買えますか?買えませんよね。だから薬もかないのです。
これまで当院では、私の処方箋にある薬が揃う薬局を窓口の事務が必死で探していました。しかし患者さん一人あたり、そういう薬局が見つかるまで20分も30分もかかるのです。もう無理です。
今後当院では、処方箋で出した薬が揃う薬局を探すのは止めます。どのみちどの薬局に行っても大抵の処方箋は、全部は揃いません。その責任は政府と自民党にあります。しかしその自民党をずっと支持してきたのは日本医師会と日本薬剤師会です。ですから、当院の処方箋の薬が揃う薬局が見つからなければ、医師会や薬剤師会に相談してください。彼らはこういう現実を知りながら、もう何年も自民党を支持し続けてきたのですから。もちろん皆さんの中にも自民党支持の方はおられるでしょう。そういう方の薬がないのは、あなたの自己責任です。総選挙が近づいています。今度も自民党を支持されるのであれば、あなたの薬は揃いません。それは、自己責任でお願いします。ご自分で薬局を探してください。
日本医師会 03-3946-2121
日本薬剤師会 03-3353-6270
当院ではこれ以上「薬が揃わない」という事態には対応不可能です。
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投稿日時:2024/10/01漢方には「望・聞・問・切」という四つの診断法があります。患者を目で見ること、患者が発する音を聞くこと、問診すること、患者を触ることです。切(せつ)というのは切るのではなく触るという事です。このうち、望診、つまり患者を見ただけで患者を判断出来るのは名医とされています。
ところが。
今日、ある初診の患者さんが来ました。いや、正確には「担ぎ込まれた」と言った方がいいでしょう。
詳細は省きますが、その人については昨日の夕方本人の関係者から相談の電話があり、相方事務長が「では明日来て下さい」と言ったのです。相方は電話口で「どうもこの案件は何月何日予約じゃない」と思ったそうです。しかし相方事務長がそれを私に告げたのは今朝でした。私は何も知らないから、「あ、そう。じゃあ今日午後来るんだね」と言いました。
その人は実際、今日午後に来ました。来たその患者を見た瞬間、私は「こりゃやばい」と直感しました。SpO2を測るとマスクを外しても90しかない。SpO2 90と言うのは、その人の風貌を見た瞬間医者が「やばい」と感じるのを数字で表したという事です。望診の「やばい」を数字にすると(全てではないです、この患者の場合です)SpO2 90になります。
後はサクサクとやるべきことをやって日赤に救急搬送しました。診断は伏せますが、要するに日赤に救急搬送を要したのです。
たしかに私は望診で物事を判断しました。後の検査は裏付けです。日赤の救急外来担当医に「望診で危険と判断しました」という診療情報提供書は書けないから、相手を納得させられるだけの検査をしたのです。しかし患者を目にしたその瞬間から、「この患者は日赤に救急搬送」という腹は固まっていたのです。
だからと言って私は名医でしょうか?そうは思いません。あの患者を一目見たら、医者なら誰だって「やばい」と思うでしょうし「救急搬送だ」という判断をするのも容易だったと思います・・・アー、誰とは言いませんがその判断が出来なかった医者がこの件に絡んで一人いましたが。
要するに望診で判断するってのは、「やばいかどうか」を判断するのです。やばいという判断は、殆ど一瞬でつきます。初診の患者が診察室に入ってきたとき、一目見て「あら、やばい」と判断するのは、そんなに高度な技ではありません。フツーの内科医です。逆に言うと、患者が診察室に入ってきた瞬間その人を覧て「やばいかやばくないか」判断出来ないような医者は駄目なんです。少なくとも、内科・外科なら駄目です。後は「やばい」ということの裏付けのための検査をして、高次救急に送るんです。高次救急病院は私が「この人やばいと覧ました」という紹介状では取ってくれませんから、高次救急の医者が「なるほどこれはたしかにやばい」と納得するための検査をするだけです。当院レベルで精確な診断を付ける必要は無いのです。高次救急病院が「あ、確かにこの人はやばいから受けよう」と判断するのに必要なデータ、所見を揃えれば、それでいいんです。
望診で判断するのが名医だというのなら、私が名医になってしまいます。しかし私は明らかに名医ではなく迷医ですので、「望診は名医」は間違いです。
ちなみに。今回の件ではたしかに名医が一人いました。相方事務長です。通常電話で相談があった新患は予約制です。何月何日なら空きがありますと言います。しかし相方事務長は電話口で本人ではなくその友人から話を聞いただけで「これはすぐ明日来て貰おう」と判断したそうです。
名医です。
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投稿日時:2024/09/21震災を受けた能登一帯が台風崩れの低気圧によって洪水で流されている報道を見ていた私の脳裏に、ふとある光景が浮かんだ。
こうした自然災害で交通機関が麻痺したとき、駅や空港で途方に暮れている人にマスコミがマイクを向ける。「どちらに向かわれるんですか?」
するとその人は、「明日どうしても参加しなければならない会議が福岡であって・・・」と困惑しきった表情で答える。
そういう時私は
「日本人って、分からない」。
と思う。
台風なのだ。大災害なのだ。明日の福岡の会議なんか、あなたがどう出来るというのだろう。
私なら、そしてタイ人なら、こう言うとき一言
「マイペンラーイ」と言って、弱々しく笑う。それだけだ。だってどうしようもないんだから。
先日、規模は小さいが似たようなことがあゆみ野クリニックでも起きた。土曜日外来診察中に停電になった。最初はブレーカーが落ちたのかと思ったが、やがて周囲一帯が停電していることが分かった。そう分かった瞬間、私は「あ、そうなんだ」と思い、待合室に残っていた患者さん達に「すみませんが、この一帯が停電しているようです。今日の外来は出来ません」と告げた。「もう薬がないんですが」と言った患者もいたが、私は黙って肩をすくめた。そして従業員達に「仕方ないよ、帰ろう」と言ったのだが、彼らは何故か躊躇している。どうしたの?と聞いたら「だって明日休日当番ですよね、明日も停電したままだったらどうなるんでしょう?」という。
私は絶句した。明日も停電したままなら休日当番は出来ないに決まっている。だからってその地域一帯の停電の原因が我々に分かるわけもないし、明日復旧するかどうかも分からない。自分に分からないことを何故そんなに心配するのだろう?
日本人って、分からないなあ・・・。
私は両親がともに日本人であるという点では、明らかに日本人だ。日本国籍も持っている。しかし大災害で新幹線も飛行機も止まっているとき翌日の福岡の会議を心配して必死の形相になったり、自分には全く手に負えない停電で翌日の休日当番が出来るかどうかを心配する日本人というのは、私には
「全く理解出来ない」。
だってそれって、マイペンラーイじゃないか。
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投稿日時:2024/09/19救急搬送をするときでも、患者とご家族だけで行ってもらうときもあれば、看護師を同乗させるときもあれば、医師である私自身が同乗することもあります。
要するにそれは、救急搬送の中でも「やばさ」の違いがあるという事です。
まあこれは日赤に搬送だが、当院から日赤まで救急車なら10分以内だから、その間は大丈夫だろうと思えば患者本人と家族だけで行かせます。
いや、これはちょっとまずいかもと思えば看護師を同乗させます。当院の看護師はその10分の間に何かが必要になれば、それが出来る人ですから。
しかし医師である私が同乗するときというのは、ようするに救急隊の救命救急士にその場で指示命令出来るのが医師だけだから、です。つまり、毎日修羅場をくぐり抜けている救命救急士に対して「搬送時間10分」の間に医師が指示命令する必要が生じるかもしれない、と考えたときだけ、私が同乗します。
無論、僻地や離島で医療現場を守っている医師は、救急搬送にはなかなか同乗出来ません。何故なら、その患者に同乗し、戻ってくるまでに他の患者が急変するがその時医師は誰もいないという事がありうるからです。だからそう言うところでは医師はあくまでその場にいて、もし救急隊から指示を仰ぐ連絡があれば電話で対応になります。しかし幸いあゆみ野クリニックから日赤までは救急車だと10分です。だからその10分の間に医師として救急救命士に即座に指示命令を下す必要があるかも知れないと看做したときだけ、私が救急車に同乗するのです。
指示命令という言葉に反感を持つ人がいるかもしれませんが、本当に緊急なら、必ず「指示命令権」を持つ人間がその場にいなければならないのです。
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投稿日時:2024/09/15来月(2024年10月)から石巻でも接種が始まる新型コロナワクチンの一部に、新しく開発されたレプリコンワクチン「コスタイベ」が使われるという。色々な情報を勘案した結果、今回当院はこの秋の新型コロナワクチン接種は見合わせることにした。
これまで接種されてきた新型コロナワクチンはmRNAワクチンというワクチンであることはご存じの方も多いと思う。新型コロナウィルスが人の細胞に侵入するために持っている「スパイクタンパク」だけを合成させるmRNAをワクチンとして体内に入れる。
従来の説明では、ワクチンとして体内に入ったmRNAはただちに分解されるから安全、とされてきた。一方、mRNAワクチンの効果が長続きしないのはまさに同じ理由、つまり取り込まれたmRNAがただちに分解されるからだ、と考えられるようになってきた。あちらを立てればこちらが立たずと言うわけだ。
そこで、ワクチンとして入れるmRNAが容易に体内で分解されないようにしたというのが今回初めて実臨床で使われるレプリコンワクチン「コスタイベ」だ。レプリコンワクチンの場合は、一度体内に入れたmRNAは体内で自己複製をくり返し、長時間体内に留まるという。だからワクチンの効果が長持ちするというのだが、ちょっと待て。
そもそも従来、ワクチンとして体内に入れたmRNAはただちに分解されるから安全だ、と言われてきたのではないか。それなら、ウィルスの一部のタンパク質をコードしたmRNAが体内で自己複製を繰り返し、長く留まるなら、従来説明されてきた安全性の理由は覆るではないか。
iScienceという医学ジャーナルに報告されたこのワクチンの安全性試験を見ると、たった96人を対象に45日間経過を観たに過ぎない。このワクチンは従来のコロナワクチンとは大きく異なる点があるのだから、こんな小規模かつ短期間の安全性確認試験では不十分だ。
次ぎに、新型コロナワクチンの効果が長続きしないのは、今のmRNAワクチンで体内に取り込まれるmRNAがすぐに分解されてしまうからというよりは、新型コロナウィルスが急速に変異をくり返し、数ヶ月前に打ったワクチンは既に次の変異株には効かない、と言うのが主な原因だろうと思う。
さらに、このワクチンはどういう製法であれ要するにウィルスを攻撃する抗体を身体に作らせるのだが、新型コロナウィルスは変異する度に抗体の攻撃をすり抜ける能力を驚異的に高めている。これも明らかにウィルスが変異する度に新型コロナワクチンが効かなくなった理由と考えられる。レプリコンワクチンも、「抗体を作らせる」という点では作用機序は同じだ。それなら、どんなにmRNAが体内で複製され長期間留まっても、どのみち作られる抗体をウィルスがすり抜けるなら、感染予防効果はさして期待出来ないだろう。
厚労省の発表によると、コスタイベのワクチンとしての効果の検証は2023年、δ(デルタ)株が蔓延していたベトナムにおいて16000人を対象に行われ、感染予防効果56.6%、重症化予防効果95.3%と報告された。しかしこの治験はδ株が蔓延している状況で行われたものであって、現在日本で流行しているオミクロン株に対する効果は現時点(2024.9.23)でまだ発表がない。新型コロナウィルスは凄まじいスピードで変異するが、とくにオミクロン株になって以来、ワクチンによって作られる抗体の攻撃をすり抜ける能力が比較的に高まった。従って、デルタ株が主流であったベトナムでの治験は現在日本で流行しているオミクロン株の変種に対する効果を証明しない。さらに、この治験が行われたベトナムすらこのワクチンを認可せず、今のところコスタイベを認可したのは世界中で日本だけだ。
このような状況を総合して、私は石巻市と石巻市医師会に「あゆみ野クリニックはこの秋の新型コロナワクチンを見合わせる」と通知した。なお、レプリコンワクチンであっても接種するのはスパイクタンパクを作るmRNAだ。mRNAやそれが作るスパイクタンパクが感染性を持つわけではないから、一部の人々が主張するような「レプリコンワクチンを接種されると他人にコロナウィスルを感染させてしまう」という主張には根拠がない。従って当院は、レプリコンワクチンを接種した人の来院制限などは行わない。
そもそもファイザーからもたらされた、コスタイベではない従来改良型ワクチンの「効能効果」にも「本薬剤の効果持続期間は不明」となっていて、私はそれを読んだ時点でかなり消極的になっていたのだが、さらにレプリコンワクチンが一部使われる,しかもそれは上に説明したような代物だということなら、少なくとも今回は見合わせた方がいい。安全性、有効性が共に疑問なワクチンは、市民に接種出来ない。
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投稿日時:2024/09/15「石巻が好きです」というグループで私が遭遇した馬鹿ども。
「石巻が好きです」というグループで、あまりに馬鹿馬鹿しい私に対する攻撃が多かったから、そのグループを抜け、
「要するに、馬鹿しかいない」。
と書いた。
すると鹿股孝裕(https://www.facebook.com/profile.php?id=100080315450449&comment_id=Y29tbWVudDo4Mzc5NDkzMTg1NDY0MDg2XzIyOTUxMzI2NzQxNjYyNTE%3D)なる馬鹿が、
[
「一括りでおっしゃる必要が有るのかなぁ?」
とコメントしたので、
「では一人一人、論ってやろう。別投稿でな」
と返したところ、此奴は
「好きにしな。お前のターゲットにはならんわ。笑」
と返してきた。つまり、鹿股孝裕は石巻の野蛮な馬鹿の一人であった。
ごとうまこと(https://www.facebook.com/profile.php?id=100010965586722&comment_id=Y29tbWVudDo3OTM3NDI1MDgzMDM1OTQ3Xzc5NTM1ODA2MzE0MjAzOTI%3D)
は、女川から来た老婆についてきた私の「老婆の呟き」という投稿に対し、
「私は震災前牛乳の営業で女川を回ってましたが今の女川が変には見えないがこの人には珍奇に見えるのかね。街の作りはそこに住む住民の方の判断だし他所の人が軽々しく判断すべきものではない。観光客を呼ぶのが悪い事とは思えないしあの商店街で頑張っている人達に失礼だと思うよ! あと医者ならお年寄りの個人情報及び老婆じゃなくおばあさんとかで呼ぶべきでは?この人の医者としての見識をちょっと疑います」
と抜かした。まさに、馬鹿だ。
そもそも、私がこのグループを抜けたきっかけを作った人物は阿部 嘉寿であり、気仙沼市立病院の移転にあたって患者の個人情報漏洩が起きたという記事を元にした私の投稿に対して、「石巻人は馬鹿だといいたいだけ」というコメントを付けてきた。またこの阿部 嘉寿は「馬鹿と貧乏人街、石巻に都で落ちでようこそ。」とも言ってきた。
現在この阿部 嘉寿は私をブロックしており、こやつのプロフィールを私が覧ることは出来ないが、此奴に対し、「あなたは生涯一度でも石巻以外で生活したことがあるか?」と私が問うたところ、阿部 嘉寿は
人生の2/3は石巻以外だった、と答えた。ところが私がこの者のプロフィールを見たところ、生まれた場所も住んだ場所も、石巻としか書いていない。
「人生の2/3は石巻以外だったと言うが、あなたのプロフィールには生まれも住んだ場所も石巻としか書かれれていないが?」と問いただしたところ、阿部 嘉寿は「俺は船乗りだ。だから人生の2/3は船で過ごした」・・・。
そこで管理人が割って入ったので私が
私が激しく相手を攻撃したのは還暦にもなった身として反省すべきでした。しかしこの人は再三再四、これまでも私の人格攻撃をくり返してきました。「あなたの人間性が嫌いなだけだ」とかね。私はこれまで出来るだけこの人物の下らぬ発言は無視してきたのですが、あまりにも度重なるので「ここで一度は叩いておこう」と思ったのです。お騒がせして失礼しました。
と管理人にわびたところ、石巻市議会議員である原田豊(https://www.facebook.com/haradayutaka124)が私のその発言をあげつらい、
「私が激しく相手を攻撃したのは還暦にもなった身として反省すべきでした。お騒がせして失礼しました。」と私の文章を模範解答に添削した、と抜かした。なんという馬鹿だろうか。こんな若造が私に向かって「模範解答を添削した」とは!
最後に辻久子(https://www.facebook.com/groups/233613273417205/user/100006940721898)なる馬鹿は、私の発言に対し文章ではなくイラストで帰してきたので、「そちはどうやら、一単語を書く能力もないというわけだのう。無能とは哀れなものだ。」と返したところ、「文章が書けないのが悪いのか(この一言は、さすがに恥ずかしいと思ったのか、今は削除されている)」と言い放った。
なんと無数の馬鹿どもがいることか!およそ、馬鹿が堂々と幅を利かせているのが石巻という街だ。
だが問題は、このように馬鹿だけで成り立っているというのが、石巻だけではないという事だ。日本中の殆どが、このような馬鹿で成り立っている。
「政府が悪い」などと言うが、そもそもの日本国民一人一人が、このような馬鹿どもなのだ。これでは、まともな政府など、出来るわけが無い。
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投稿日時:2024/09/13
女川からある老婦人がご家族に連れられて受診してきました。その方は一人暮らしですが、昼寝から目が覚めた時など、「あれ?さっき娘がいたはずだ」と思い、探し回るのだそうです。娘さんは車ならそう遠くはないところに住んでいて、頻繁に様子は見にきますが、同居はしていない。それで家族が「どうも変だ」と言って物忘れ外来がある当院に連れてきたのです。
認知症のスクリーニング検査(MMSE)をやりましたが正常。高齢者鬱尺度も正常。「老年期妄想」というのもありますが、うーん、というわけ。
ところがその時、ご本人がポツリとつぶやいたです。
「みんないなくなっちゃったから」。
そうです。女川町の人口は震災直前の1万人から、今5千人まで減っています。珍妙なほど豪華に再建されたのは駅舎と、町役場と、駅から港に通じる一本のショッピングストリートだけ。そこを一歩出れば、昔から衰退が止まらない田舎町のままです。
「だけどあの駅前の通り、ずいぶん華やかになったじゃない」と私がいうと、おばあさん「あそこにお客さんが来るのは、週末だけよ」と。
そうなんです。あの通りって、要するに観光客狙いです。平日はがらんとしているのです。
どうやらそのお婆さんは認知症でも精神異常でもないようです。彼女は、寂しさが募っているのです。その寂しさが昂じて「娘はどこに行ったんだろう」ということになってしまうようです。
女川は「復興のフロントランナー」などと持て囃されましたが、現実はこの老婆の一言が全てです。
「みんないなくなっちゃったから」。
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投稿日時:2024/09/09当院心療内科によく来る女性(奥様)。夫が家事を全く手伝ってくれないというお悩み。
当然その人が私の患者なんだから(つまり診察料を払ってくれるのだから)、私はさももっともらしく「そうですね」と頷くが、実は心の中では「そんなの無理」と思っている。
男にとって必要な家事はただ一つ、子供の養育だ。これは男にとってもいの一番に重要だ。しかし、洗濯だ、掃除だ、食器洗いだ、ゴミ出しだ、風呂の掃除だ、何だかだ・・・と言うことに関して、男と女の価値観は初めから、おそらくは生まれつき、異なる。
男子学生のアパートに行けば分かる。ゴミはほったらかし、掃除?さあ、そう言えば掃除機あったっけ?洗濯なんてものは、全自動洗濯機に全部放り込んで乾燥させ、部屋の片隅に積んでおく。これは乾燥機で良いがこれは生地が傷むからだめ、これはガーゼでくるむなんていう価値観は、男には最初から、ない。破けたら次の安いのを買えばいいのだ。ある学生時代の友人が言っていたが、自分は学生で高い乾燥機なんか買えないが、なあに、一週間ぐらい干しておけばいつかは乾くさ。別にそれで下着にカビが生えたって、そんなカビに害はない。
食器洗い?そもそも男にとって、食器は食うものじゃない。喰うのは食器の上に置かれた食い物であって、食器は喰えないのだから、レンチン出来ればそれでいい。逆に、どんなに高級な食器でも、レンジでは使えませんなんてものは男は買わない。レンチン出来るかどうか、なのだ。
例外はあれど、ほとんどの男にとって、家事とはそう言うものだ。要するに、どうでも良いのだ。だから奥さんが「ウチの旦那は全然家事を手伝ってくれない」と嘆いても、旦那としては家事なんか「どうでも良いもの」だから手伝わない。旦那から見れば、妻が家事をやるのは妻の趣味ぐらいにしか思って無い・・・そして、実は私もそう思っている。
しかし、子供がいるのに、そして夫婦ともに正社員、正職員として仕事と収入があるのに、子供の世話は全部妻、と言うのは許せない。子供というのは、夫婦二人の子供だ。妻だけの子供ではない。まして夫婦共々正社員・正職員なのであれば、社会的責任も同じだ。それなのに子供が熱を出しても常に妻にそれを押し付ける夫がいる。こういうのはアタマがおかしい、と私は思っている。
子供の世話だけは、両方でやれ。